スウェーデン/アトリエにて。
真舟さんの作品は、板ガラスの破片で構成される。英語、スウェーデン語が話せない状況でスウェーデンに渡り、言葉の問題から材料の注文ができないことから、ゴミ箱に捨てられた割れたガラスの破片から生まれていくことになる。
ガラスのもつ煌めき・繊細な美しさにある、影や寂しさ、妖しさがそこはかとなく漂い、複層的な概念を纏う作品である。スウェーデンに暮らすなかで、しなやかに変化をしていく彼女の姿勢や人柄がうかがえる作品に惹きつけられる。
一方、Lights Galleryの空間と作品が織りなす光と影。美しさの矛盾や混沌が滴る空間となることでしょう。
来春…Lights Galleryにてご覧頂けます。皆さまのお出かけを心からお待ちしております。